比良山系ヘク谷・口ノ深谷報告書

報告者:小太郎

日程:2005/7/16-7/18

7/16(土)

 5:45にルーム集合。藤本は前日からルームに泊まったようだ。寝ている藤本の横を見てみると、扇風機の姿が。藤本に聞くと、屋根裏にあったとのこと。6:00くらいにルームを出発して、チャリで三宅八幡まで。そこからヒッチで坂下トンネルまで。ヒッチはすぐにつかまって、入谷したのは7:30過ぎ。早い!!。水量は大目。トップから吉本・藤本・小太郎・関の順で登る。Aの10メートルのところでザイルを出した。トップが関。ビレイが吉本。ハーケンも練習しようとしたのだが、結局打つ場所もなく断念。関が登っている間に、一人で溯行している変なおっさんが後からきて、関の写真を撮って行った。ヘルメットもバイクのだったし、何者だろう。今回始めて笛を使用したのだがかなり便利。100円ショップのでも十分で、人の声よりよっぽど通る。天気予報ではかなり暑いといっていたけど、谷は陰だとまだ寒い。そこから順調に登っていくと左手にちょっとした滝を発見。滝と戯れる。記念写真も撮った。そういえば関が進んでびしょ濡れになったのは、はじめて見たような。次がDの12メートル。ここでもザイルを出して、ハーケン練習もした。トップは関。ビレイに吉本。関が登り終わってもなかなか笛の音が聞こえない。支点を取るのに戸惑っていたようだ。上はボルトがあったが見つかりにくい。その後順調に登っていく。Eの二段15メートルはガイド通り、右に取り付いて直登が良かった。右岸でもいけるが、かなり難しそうだった。植林小屋はもはや小屋と呼べるものではなく、というか木材でしかなかった。つめ上がるとひどい藪こぎでものすごく疲労した。少し迷って小女郎池に到達。ここは、本来の道からそれると、ものすごい藪こぎになるので注意。そのまま蓬莱に登り、頂上についたのは15:00過ぎ。頂上には鹿の糞を固めたような変な動物の糞があった。ひと休憩して、下山。白滝の上流にはダムみたいなのがあって、結構開発されてました。牛コバについたのは17:00過ぎ。鎌田はすでに来ていた。話によると12:00からいたとか。スイカの差し入れを食べると藤本は下山。関・吉本・鎌田・小太郎は夕飯(味噌煮込みうどん・デザート)を食べて、就寝。

7/17(日)

 朝5:45起床。すぐに徹営と朝飯(味噌おじや・梅干)。なべを一つしか持っていかなかったので、おじやにすることに。口ノ深入谷したのは7:30くらい?。巻きが多いと聞いていたが、ほんとに最初から巻きばっか。Aの7メートルの巻きでザイルをだした。トップが関。ビレイ吉本。その後、結構つまりながらも順調に溯行G(かなぁ)がトンネル状になってて面白かった。Hの12メートルでもザイルを出す。トップが関。ビレイ吉本。下から見た感じだとザイルなしでもいけそうだが、最後の落口が滑りそうで結構怖い。その後は河原になって、あまり面白くない。登山道を使わずにそのままつめあがった。最後につめ上がるところで、また落石してしまった。落石対策に、間隔を詰めて登っていた矢先だったので、鎌田が手でとめて、後続がルンゼから避難してから、落とした。危なかった。落石については、初めての奥深ででかいのを落として以来、相当注意していたつもりだったのだが、またやってしまった。これからは最後に登った方がいいかもしれない。武奈ヶ岳頂上で鎌田と分かれて細川休憩所へ。武奈から下山する登山道はひたすら真っ直ぐ下山するだけのすごいもの。かなり疲れた。細川休憩所に行く前に、ちょっと安曇って、体をきれいに。晩飯を作ろうとすると、ガスがないことに気づいた。ギリギリご飯は炊けたが、カレーは水が沸騰した瞬間にガスがなくなった。絶望的なカレーを前に、どうしようかと考えてると、沢帰りのおっさんパーティーと出会う。ガスカートリッジを分けてくれないかと頼むと、すんなりくれた。なんとか、カレーを作って食べている、地元のおばぁちゃんが来てきゅうりのぬかづけをくれた。夕飯を食い終わるとそのまま就寝。国道近くは、あまり眠れず夜中に目が覚めた。 7/18(月)

 5:45起床。昨日ひねった吉本の足が、あまりよくなってないので、朝のうちに帰ることに。(というか、テストあるし)朝飯は、先日のカレーにインスタントラーメンを入れたもの。京都行きのヒッチはなかなかつかまらなかった。



追記
・ 今回は忘れ物が多かった。
・ 重い荷物はバランスがとりづらかった。
・ ヒッチ用にきれいな服を一着持っていくべき。
・ 鶏肉を腐らしてしまった。